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マンボウくん

 

​月刊ココア共和国 (電子本&紙の本) について

☆​4月号☆ (2024.4.1)

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目次                     

●今月の1行

松井

​●招待詩

真土もく「日常の話」
菅沼きゅうり「ドン・キホーテは眠らない」
森崎 葵「街の平和を守ってる家族写真」
能美政通「し」

●招待エッセイ

藤野 栞「ジューシーであれ」
腹巻さしみ「好かれようとしない」
滝本政博

「わかることと、わからないことについて」

●詩

佐々木貴子「純粋病棟」

●3賞特集

第9回YS賞受賞☆柊

受賞対象優秀作品1「春の記憶」
受賞対象優秀作品2「行ってきます」
受賞対象優秀作品3「コイン」
選考記録 秋亜綺羅 「魂を捕まえる」
選考の想い 佐々木貴子「詩の行方」
受賞の言葉 柊「不格好のかっこよさを信じて」
受賞第1作 柊「キミと私と冬とアイスと」


第4回秋吉久美子賞受賞☆木崎善夫

受賞対象作品1「古書店と教授」
受賞対象作品2

「セキセイインコをさがしています。」
受賞対象作品3「上空、風が吹いています。」
選考の想い 秋吉久美子「今の意味」
選考記録 
齋藤 貢「格段にレベルが高くなった。」
受賞の言葉 木崎善夫「詩というプロセス」
受賞第1作「従順な朝」


第4回いがらしみきお賞受賞☆まちだちづる

受賞対象作品1「日々」
受賞対象作品2「貨幣の話」
受賞対象作品3「ひとりごと」
選考講評 いがらしみきお「世界と向き合う家庭」
受賞の言葉 まちだちづる「ぽかん、としたまま」
受賞第1作 まちだちづる「ひそやかにかたる」

●4月号投稿詩人のみなさんへ
秋吉久美子
いがらしみきお

●投稿詩傑作集Ⅰ

浬「長椅子に座った私」
池田玲亜「帰ってこない」
揺籃 歌「愛してたよ。トワ。」
小高功太 「記憶をなくした大阪ランナー」
チナ・スズキ「デート」
桜井莉麻「花の名は」
澪沢 澪「弱い毒」
田中傲岸「人間」
まったりねずみ「季節のなまえ」
平松秀章「落ちてた長靴」
せんかい「鳩時計のくるくる」
ハッピー浜田「有人島」
でおひでお「海の底」

●4コマ詩

いがらしみきお「はは」
伊藤テル

「音は思考よりずっと早い(ドミリさん)」
トウソクジン「現代4コマ」
まほろばしじみ「私人称」
佐々木貴子「やめられない」

●投稿詩傑作集Ⅱ

佐倉 潮「ことばの国 (前編)」
秋山 密「長雨」
冬至乃明「バス乗り場」
河口國江「辺境のランデ・ヴー」
松井「匿名希望」
冨士一文「パンドラの世界」
夕空しづく「答辞」
七海独「死亡年月日」
菴木麻衣「飛行機雲」
湯村りす「分身」
桑島明大「B面」
風 守「自己物件」
秋月光輝「neuro」

​●エッセイ

佐々木貴子「言葉に触れる」

 

●投稿詩傑作集Ⅲ

望田しんじ「惑星探査機オモチツキ」
メンデルソン三保「ニセのオッパイ物語」
吉岡幸一「忠実なるドアマン」
ももとら「燕」
右利き「気になる人の気になる人の話」
入間しゅか「うどん屋」
川名海至「南海トラフで」
そとねこ「鉤尻尾」
きむさん「生まれる前の記憶」
高平 九「小さなすれ違い」
小宮正人「喪失感」
あさとよしや

「ひとしきりあめがふったあとのしっけたなかを」
野良丈二「心よ さきにいっててくれ」
ウロタンケツ・ケタ「×××」

●投稿詩からの想い

秋亜綺羅

 あきは詩書工房では、2020年4月1日に月刊詩誌「ココア共和国」を創刊号として、フィックス版と紙の本で刊行しました。ゲストや編集同人による詩、エッセイなどを中心に、詩の理論と方法論を追究しています。

 また全国から詩の投稿を募集し、素敵な投稿作品をたくさん掲載していきます。

「ココア共和国」への投稿詩は同時に、2024年12月31日に締め切られる「第5回いがらしみきお賞」「第5回秋吉久美子賞」へ応募されたものとみなされます。20歳未満の方はそれらに加え「第10回YS賞」の3つの賞に応募したことになります。

 詩の投稿はこちらより。→

 「月刊ココア共和国」 電子本の発売は各ネット書店より。275円(税込)。ココア・ショップでもお求めになれます(PDFダウンロード版)。

 紙の本はココア・ショップまたはAmazonで販売しています。

 4月号は3賞受賞特集号となり990円(税込)。

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以下は電子版のみに収録 

●投稿詩佳作集Ⅰ

近澤由茉「混沌とした殺意を愛で炒める」
のぐちみね「こぐま座」
青星百恵「現実って、ゲンジツ」
西川真周「吉祥寺ティーパーティー事件」
たかはしまっく「犬のにおい」
藍真澄「春の音」
ますこゆうり

「〈性〉という語の、多様性と暴力性」
文雨伽奈「花葬」
結合法則「眼鏡の詩」
紺野 真「行方不明だ」
赤城条治「フリクション」
花野「アマモリズム」
才木イチロウ「死」
寺丘青秋「葉っぱの遺言状」
嶋崎迅平「人生の分かれ道」
いととと「詩4コマ」
高山京子「小さな王国」
化野道夢「現在地」
川咲道穂「誰に見せよう」
竹之内稔「行く ヒト」
〇〇 〇〇〇「ダイアリー5・3 」
青羽ノウス「謎の生命体」
冬崎霧雪「悲人」
柴田せのん「アベック」
鳥井 雪「怪物」
てづかみさこ「わらってる」
麦原アリノス

「幸せについて書かれた終わらない詩」
笠原メイ「お前が好きだった歌」
水木なぎ「ナターシャ」
金森さかな「Q」
羽ノ砂「手紙を送ります。」
田村全子「ホモ・サピエンスの孤独」

●エッセイ

佐々木貴子「編集中」

●投稿詩佳作集Ⅱ

檸檬「文字」
泊木空「反体制生体認証承認欲求」
蒼ノ下雷太郎「コミュニケーション」
猫の恩返し「雪原」
桑田 窓「春風の滑走路」
山田ナミオ「好き」
松本 徹「クリスマスの夜」
綾瀬池春「夜太鼓」
スバル「逆へ」
こひもともひこ「えいぷりるふ―る」
英田はるか

「〈エイキューにフメツ〉発言、その波紋」
入山夜鷸「あのぼーるはねた」
にし「おわかれ」
早瀬ゆん「契光」
樋口 塁「交差点」
香山ほたる「馬鹿」
ミムオ「やりたいこと」
宇野有輝恵「水中花」
星井るるめ「君と鳴れたなら」
加湿器「涙γ」
西岡 泉「トルコアイス」
神崎 翔「鴉の翅」
関谷ヒイデズ「出勤のとき」
銭形ルパン「ポスターの折り目」
石川ぼうず「いい塩梅な僕」
藤田久弥「この星の三時で待ってる」
繭中舞百合「ピアノの王子様」
風遠 愛「桜」
与理原奈那「キャンディ」
陳公台「グテ」
ひなた「約束」
岩倉義人「スパゲティと月」
waratuti「きづき」

●エッセイ

秋亜綺羅「消費税を100%にしちゃおう」

●投稿詩佳作集Ⅲ

久田高一「午後の王様」
文文「大きな蛾」
有島華矢「日没」
春待坂一水「落涙」
琴森 戀「戦火の森」
谷春燈「コップ」

蒼乃ハイジ「リンゴ」
yellow「しょうらいのゆめ」
物部木絹子「フリークアウト」
花畑むぎこ「記号」
橘いずみ「明日」
丘の紫陽花「飼い猫と呼んで下さい」
きくちなお子「ハローナローシングス」
きむらしおり「無」
篠田しろ「落下」
佐藤咲生「不眠の夜」
草野みつこ「朧月」
みたこ「まさか」
ナカヤシキアユミ「留守にしています」
ぺんぎん亭ぺんぎん「私が島を創ったら」
赤井紫蘇「ぬかの日々」
蒼樹ほのお「娘と母」
熊野ミツオ「死ぬ」
弓 リツ「匿名希望」
芋幹「ある夜」
山雀ぐり「ビヨーイン」
中林 翼「ポートフォリオ」
神原だいち「花のように」
山田裕樹「園芸部員のひとり言」
眞谷実城「2月 5日」
Yuda.222「公衆電話と星」
中嶋凉香「枯れ」
ギルル「みかん」
あち「口内炎のレシピ」
よしおかさくら「お母さんお父さん」

執筆者

☆秋亜綺羅 (あき・あきら)
詩人。1951年生。宮城県在住。
詩集に『透明海岸から鳥の島まで』(思潮社・2012)、『ひよこの空想力飛行ゲーム』(思潮社・2014)、『十二歳の少年は十七歳になった』(思潮社・2021)など。エッセイ集に『言葉で世界を裏返せ! 』(土曜美術社出版販売・2017)。第22回丸山豊記念現代詩賞。

「ココア共和国」主宰。
 

☆佐々木貴子 (ささき・たかこ)

詩人。1970年生。宮城県在住。

2012年やなせたかし責任編集「詩とファンタジー」詩部門大賞、第26回詩と思想詩人賞、第7回びーぐるの新人。詩集『嘘の天ぷら』(土曜美術社出版販売・2018)にて第30回歴程新鋭賞。

「ココア共和国」編集。​


☆秋吉久美子 (あきよし・くみこ)
俳優、歌手、詩人。1954年生。
『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。詩集に『いない いない ばあ』『C・U next tuesday』など。


☆いがらしみきお
漫画家。1955年生。宮城県在住。
『ネ暗トピア』『ぼのぼの』『BUGがでる』『3歳児くん』『かむろば村へ』『I』など多数。
日本漫画家協会賞優秀賞、講談社漫画賞、小学館漫画賞など。

☆齋藤 貢(さいとう・みつぐ)
詩人。1954年生。福島県在住。
詩集に『奇妙な容器』(詩学社・1987)、『夕焼け売り』(思潮社・2018)など多数。第40回福島県文学賞、第37回現代詩人賞受賞など。

☆柊(ひいらぎ)
詩人。2004年生。宮城県在住。


☆木崎善夫(きざき・よしお)
詩人。1969年生。大阪府在住。
2012年やなせたかし責任編集「詩とファンタジー」(かまくら春秋社)詩部門優秀賞受賞、月刊詩誌「詩人会議」2020年・2023年 投稿欄「自由のひろば」年間優秀作品表彰。


☆まちだちづる
詩人。1982年生。大阪府在住。​

☆真土もく(まつち・もく)

詩人。2002年生。長野県在住。

第6回YS賞受賞。

☆菅沼きゅうり(すがぬま・きゅうり)
詩人。2002年生。新潟県在住。
第7回YS賞受賞。

 

☆森崎 葵(もりさき・あおい)
詩人。1989年生。愛知県在住。
第2回秋吉久美子賞受賞。

☆能美政通(のうみ・まさみち)

詩人。1980年生。秋田県在住。

第1回いがらしみきお賞受賞、第1回秋田県短詩型文芸大会詩部門入選、未来屋54字の文学賞入賞。

☆藤野 栞(ふじの・しおり)
詩人。2006年生。富山県在住。
第58回岐阜市文芸祭入選、
第2回丸山薫「帆・ランプ・鷗」賞優秀賞。
第8回YS賞受賞。

☆腹巻さしみ(はらまき・さしみ)
詩人。1983年生。神奈川県在住。
第3回いがらしみきお賞受賞。

☆滝本政博(たきもと・まさひろ)
詩人。1959年生。愛知県在住。
第3回秋吉久美子賞受賞。
詩集に『エンプティチェア』(土曜美術社出版販売・2023)。​

☆伊藤テル(いとう・てる)

詩人。1987年生。新潟県在住。

第2回いがらしみきお賞受賞、第15回「1ページの絵本」入賞 。

編集後記

 皆さま、お元気でいらっしゃいますか。ココア共和国4月号の発行です。今号のココアは年に1度の増ページ。2023年度の「YS賞」「秋吉久美子賞」「いがらしみきお賞」の受賞特集号です! 受賞者代表作品3篇に加え、各賞選考委員による選考評、さらに受賞の言葉、受賞第1作が掲載になっています。ぜひ手に取っていただきたい1冊、「ココア共和国、ますます凄いことになっている!?」と思わず誰もがつぶやいてしまいたくなる1冊、これは誰かに教えなければ、と感じる1冊に仕上がりました。
 受賞特集号を発行できて、ようやく春を想えるのかな、という今日この頃ですが、このわたくしめ、前号の編集後記にも少し書いたとおり、今年もご受賞決定のお知らせをする贅沢な役回りだったわけです。また歴代の受賞者の方々にも尽力いただいて、この祝祭号とでもいうべき4月号の準備を整えてきました。ありがたいことに今号、どこから紹介するべきなのかと、悩んでしまうくらい、充実しています。前半の受賞特集もさることながら、投稿作品も粒揃い。すばらしいですよ。
 招待詩は真土もく、菅沼きゅうり、森崎葵、能美政通と、皆さまご存知のココアを代表する歴代の3賞受賞者たちの作品が続きます。さらに招待エッセイには藤野栞、腹巻さしみ、滝本政博。冒頭だけでも珠玉の詩とエッセイが盛り沢山で、読者は豊饒なココア共和国の姿を目の当たりにして、きっと驚くことでしょう。
 受賞特集は、まず第9回YS賞受賞者の柊が登場です。選考評を秋亜綺羅と佐々木貴子。続いて第4回秋吉久美子賞受賞者の木崎善夫。選考評を秋吉久美子と齋藤貢。さらに第4回いがらしみきお賞受賞者のまちだちづる。選考評をいがらしみきおが寄稿してくれました。3賞の選考評も見逃せません。各賞の有力候補への詩評が添えられた選考評になっています。ココアの読者も、投稿者も納得できる、受賞者の誕生です。本当におめでとうございます。
 4コマ詩はいがらしみきお、伊藤テル、佐々木貴子。4コマ詩の投稿はトウソクジン、まほろばしじみ。第2回いがらしみきお賞受賞者の伊藤は4コマ詩で応援を。それにしても4コマ詩投稿の狭き門、このまま狭くてよいのか検討してるところです。
 今号も秋吉久美子といがらしみきおから投稿詩への短評と「いいね」、齋藤貢からも「絶賛」を選んでいただきました。傑作集には42篇(4コマ詩投稿を含む)、佳作集(電子本のみ所収)に99篇の詩が掲載となりました。なお、3賞の公募は本年も1月1日から始まっています。投稿詩のデータ不備や、投稿フォームへの記載がなかった場合には作品受理できませんので、よく確認した上で投稿をお願いします。
 「投稿詩からの想い」の秋亜綺羅は月刊ココア共和国が創刊5年目を迎えるにあたり、ココア共和国の目的を述べています。あまり明確に言及する人が多いとは思えない詩壇の現実、そして出版社への問いに目が醒める人もいれば、共感する人、あるいはココア共和国が何をしているのか初めて知った、と認識を新たにする人もいるかもしれません。わたしたちがどのようなスタンスで詩誌を発行し、前進し続けているのか、理解いただけると思います。
 ココア共和国編集室の近況としては2月19日付「日経新聞」NIKKEI The STYLE(日本経済新聞・日曜朝刊内紙面)の寺山修司特集の冒頭、秋亜綺羅と「ココア共和国」が昨年12月のイベントとともに記事になりました。また2月29日にはロバート・ハリスのラジオ番組「Otona no Raidio Alexandria」に秋亜綺羅が生出演。寺山修司の系譜で語られたいとの願いが早くも成就。本当にありがたいことです。 
 毎月の投稿、期待しています。  

(佐々木貴子)

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