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マンボウくん

 

​月刊ココア共和国 (電子本&紙の本) について

☆​6月号☆ (2024.6.1)

2024年6月号ココア共和国表紙.jpg

目次                     

●今月の1行

風 守

​●招待詩

海東セラ「交響」
柊「微炭酸の嘘」
菅沼きゅうり「まるで木の葉のように」
腹巻さしみ「吸引」
まちだちづる「石」
森崎 葵「わたしはうたになりたい」

●招待エッセイ

椿美砂子「詩はいつだって湧き上がっている」
楸 眞弥「受けきれぬほどの『非日常』を」

●詩

佐々木貴子「純粋病棟」

●6月号投稿詩人のみなさんへ
秋吉久美子
いがらしみきお

●投稿詩傑作集Ⅰ

あさとよしや「キャットランチャー」
夕空しづく「架空」
冬崎霧雪「雪、カラダ」
風 守「かなわぬ恋」
きぎ「日だまり」
坂本盟美「ひとり戦火」
西川真周「大将軍と床屋とビーフカツレツ」
ウロタンケツ・ケタ「A5等級」
吉宇田赤穂「顎にカビがはえた」
渋谷縷々子「適切な人生」
石田 諒「ビー玉を飲む」
山羊アキミチ「エンドロール」
金森さかな「じぶん置き場」
大葉 周「補色」

●4コマ詩

いがらしみきお「ほたる」
伊藤テル「マッチョイムズ」
トウソクジン「現代4コマ」
まほろばしじみ「別のお話」
虹乃ノラン「目覚め」
佐々木貴子「わかりにくい」

●投稿詩傑作集Ⅱ

吉岡幸一「棺桶」
花畑むぎこ「アンカー」
ももとら「言葉と彼女と」
みどりのおばけ「ナイト・クルージング」
嶋崎迅平「魔法使い」
高橋克知「マヨネーズ宣言」
桜井弓月「タイムトラベル」
結木うい「雨の日のランデブー」
小高功太「ロンよりしょうこが大事なのさ」
松風純子「パート勤務」
よしおかさくら「先輩風」
高山京子「日曜日」
眞谷実城「ナインティーンの憂鬱」
安曇晋作「誰?」
河上 蒼「壁」

​●エッセイ

佐々木貴子「家出する家がない②」

 

●投稿詩傑作集Ⅲ

ミムオ「あの件」
佐倉 潮「スクラッチ」
みたこ「只今、掃除中」
佐々木あさひ「歯」
山元ハル「インビジブル」
松たけ子「銀河地下鉄道」
青星百恵

「ゾンビ乙女、運動会に引きずり出されるの巻」
椿堂義明「弱肉強食」
檸檬「『詩とメルヘン』再び」
きむさん

「『なごり雪』の歌詞が思い出せなくて」
メンデルソン三保「しなかったこと」
械冬弱虫「被験者」
桃口 優「自己主張 」
藍田瑞季「ポップコーン」
中林 翼

「あなただけが落ちる隙間を開けておく」
コロッケ男爵「コロッケ」

●投稿詩からの想い

秋亜綺羅

 あきは詩書工房では、2020年4月1日に月刊詩誌「ココア共和国」を創刊号として、フィックス版と紙の本で刊行しました。ゲストや編集同人による詩、エッセイなどを中心に、詩の理論と方法論を追究しています。

 また全国から詩の投稿を募集し、素敵な投稿作品をたくさん掲載していきます。

「ココア共和国」への投稿詩は同時に、2024年12月31日に締め切られる「第5回いがらしみきお賞」「第5回秋吉久美子賞」へ応募されたものとみなされます。20歳未満の方はそれらに加え「第10回YS賞」の3つの賞に応募したことになります。

 詩の投稿はこちらより。→

 「月刊ココア共和国」 電子本の発売は各ネット書店より。275円(税込)。ココア・ショップでもお求めになれます(PDFダウンロード版)。

 紙の本はココア・ショップまたはAmazonで販売しています。

 4月号は3賞受賞特集号となり990円(税込)。

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執筆者

☆秋亜綺羅 (あき・あきら)
詩人。1951年生。宮城県在住。
詩集に『透明海岸から鳥の島まで』(思潮社・2012)、『ひよこの空想力飛行ゲーム』(思潮社・2014)、『十二歳の少年は十七歳になった』(思潮社・2021)など。エッセイ集に『言葉で世界を裏返せ! 』(土曜美術社出版販売・2017)。第22回丸山豊記念現代詩賞。

「ココア共和国」主宰。
 

☆佐々木貴子 (ささき・たかこ)

詩人。1970年生。宮城県在住。

2012年やなせたかし責任編集「詩とファンタジー」詩部門大賞、第26回詩と思想詩人賞、第7回びーぐるの新人。詩集『嘘の天ぷら』(土曜美術社出版販売・2018)にて第30回歴程新鋭賞。

「ココア共和国」編集。​


☆秋吉久美子 (あきよし・くみこ)
俳優、歌手、詩人。1954年生。
『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。詩集に『いない いない ばあ』『C・U next tuesday』など。


☆いがらしみきお
漫画家。1955年生。宮城県在住。
『ネ暗トピア』『ぼのぼの』『BUGがでる』『3歳児くん』『かむろば村へ』『I』など多数。
日本漫画家協会賞優秀賞、講談社漫画賞、小学館漫画賞など。

☆海東セラ(かいとう・せら)
詩人。1961年生。北海道在住。
詩集に『キャットウォーク』(七月堂・2014)、『ドールハウス』(思潮社・2020)。
第24回大阪女性文芸賞。第31回日本詩人クラブ新人賞。
個人誌「pied(ピエ)」発行。

☆椿美砂子(つばき・みさこ)
詩人。1960年生。新潟県在住。
詩集に『青売り』(土曜美術社出版販売・2021)、『青の引力』(土曜美術社出版販売・2023)。詩誌「ぼうろ」、「凪」同人。
詩集『青売り』にて第35回福田正夫賞、第4回花賞受賞。


☆楸 眞弥(ひさぎ・まや)
2006年生。兵庫県在住。

☆柊(ひいらぎ)
詩人。2004年生。宮城県在住。
第9回YS賞受賞。

☆菅沼きゅうり(すがぬま・きゅうり)
詩人。2002年生。新潟県在住。
第7回YS賞受賞。

☆腹巻さしみ(はらまき・さしみ)
詩人。1983年生。神奈川県在住。
第3回いがらしみきお賞受賞。

☆まちだちづる
詩人。1982年生。大阪府在住。
第4回いがらしみきお賞受賞。

☆森崎 葵(もりさき・あおい)

詩人。1989年生。愛知県在住。

第2回秋吉久美子賞受賞。

☆伊藤テル(いとう・てる)

詩人。1987年生。新潟県在住。

第2回いがらしみきお賞受賞、第15回「1ページの絵本」入賞 。

 

編集後記

 皆さま、お元気でいらっしゃいますか。ココア共和国6月号の発行です。早速ですが、この6月号を編集している間にいろいろ動きがありまして、またココア共和国、ついに念願成就、悲願達成で嬉しいことが起こりそうな予感でいっぱいです。創刊50号を経て、大きなご褒美でしょうか。そうです、東北地方に住んでいる方なら既にご存知かもしれません。5月25日㈯NHKで放送の「しゃべり亭出張版」に、秋吉久美子が出演します。福島県浪江町・秋桜アリーナからの公開生放送ということで、午前11時から! この編集後記を書く数日前にはNHKから秋亜綺羅に取材があり、ココア共和国の話などをしたようです。番組中、1分くらい、ココア共和国編集室で収録した動画が流れるのだとか。東北6県だけの放送です。次号で少しだけでもご報告したいです。楽しみにしていてください。
 6月号の招待詩に海東セラをお招きしました。海東セラといえば2020年に刊行された詩集『ドールハウス』。精緻な散文詩が収められ、今もわたしのお気に入りの詩集のコーナーに並んでいます。今回の海東は行分けの詩を寄稿してくれたのですが、繊細な詩人の感性がレースを編むような手つきで、作品を編んでいると分かる作品です。そして見事なまでにペンネームが作品と一体化しているのです。これは実に羨ましいこと。作品の精度が増し、眩しく、イメージを広げていきます。読者の皆さま、ぜひ海東セラの世界を堪能してくださいね。
 続く招待詩には柊、菅沼きゅうり、腹巻さしみ、まちだちづる、森崎葵。今号も力作が勢揃いです。投稿詩の前に掲載になる緊張感さえもバネにして、果敢にも飛躍! おそらく、これから、もっともっと先へと読者を連れて行ってくれることでしょう。
 招待エッセイを椿美砂子にお願いしました。以前から気になる詩人のひとりとして椿美砂子には注目していたのですが、詩と同じくらいエッセイも素敵です。今後さらに頭角を現していかれるのでしょうね。こんなにも詩を近くに抱きしめて生きているのですから。そしてココアからは楸眞弥。趣味では終わらない、ただ単に好きでは片づかない。強い衝動に駆り立てられながら作品を紡ぎ出し、それを続けようとする楸眞弥の最も核心と思われるところを掘り下げたエッセイを寄稿してくれました。それにしても6月号は、柊、椿、楸と続きました。さて、榎はまだかな。
 4コマ詩はいがらしみきお、伊藤テル、トウソクジン、まほろばしじみ、虹乃ノラン。6月号も炸裂しています。偶然にも伊藤テル、トウソクジンはふたりでイズムセレクト⁉ トウソクジンの「因果応報」、巧みですね。虹乃ノランが今号は4コマ詩で。
 6月号も秋吉久美子といがらしみきおから投稿詩への短評と「いいね」、齋藤貢からも「絶賛」を選んでいただきました。傑作集は48篇(4コマ詩投稿を含む)、佳作集(電子本のみ所収)に88篇の作品が掲載になりました。毎号、かなりの掲載数になるわけですが、発行を重ねるごとに、ますます〝狭き門〟になりつつあります。
 その意味でも、秋亜綺羅の「投稿詩からの想い」は詩に関わる方も、そうでない方にも欠かさず読んでいただきたいと思っています。もっと言うと、選考の基準を明確化した2023年5月号まで遡り、バックナンバーから読み返して欲しいくらいです。難解な詩や文献を読む面白さと同様、選者の視点を選評から読み解くこともまた知的好奇心を刺激します。もちろん、わたし自身、選者にしてはあまりにも未熟なので、今もそのようにして秋亜綺羅のブレない詩論から多くを学んでいるところです。なお今号から秋亜綺羅写真館が始まりました!

 毎月の投稿、期待しています。  

(佐々木貴子)

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2020年 ココア共和国5月号

​2020年 ココア共和国4月創刊号

以下は電子版のみに収録 

●投稿詩佳作集Ⅰ

笠でおひでお「となりの宇宙人」
西岡 泉「夜が明けるときいちにちは終わる」
近藤太一「きれいごと」
中村ミロ「消えた!」
那須茄子「こんな夜に」
E「湯を着る」
嶋本 晨「名前」
大野博司「降る雨をものともせず」
川嶋ゆーじ「傘。」
とりいじじ「ずり落ちそうな 麦わら帽子」
高平 九「しゃぼん玉ぶるうす」
杉本啓一「ジオラマ」
桜井莉麻「母性」
三波 並「変身」
mumi.「myself」
酒部 朔「冷えたままでいい」
野良丈二「名前」
神浦恵里香「くまさんの意向」
ユキノカケラ「憧憬」
楸 眞弥「ラケットギター」
久遠恭子「花を生ける」
笠原メイ「フレーバー」
樋口 塁「劇場/撃場」
赤城条治「ローラアシュレイ風の」
ハッピー浜田「浜辺の小瓶」
小宮正人「妄想ティータイム」
篠岡 弘「捨てられないもの」
浅葱 雨「エンディング」
空白「はははすた」
入間しゅか「風」

●エッセイ

佐々木貴子「濃度」

●投稿詩佳作集Ⅱ

池コトリツグミ「きみが好きだと泣いた夜」
ギルル「月夜の晩」
繭中舞百合「UFOキャッチャー」
丘の紫陽花「最期」
裏路地ドクソ「終焉の唄」
夜明けごとに透明になる「春嫌いプシュケー」
熊野ミツオ「さようなら、詩人たち」
絆創乞「海について」
藤井ひろ「わたし次第」
まつりぺきん「傷跡」
卯野彩音「春宵」
田村全子「自分を好きになろう」
田中傲岸「トワイライト」
のぐちみね「とびうお座」
猫被りのアーモ「きみとのきょり」
一文字せり「同窓会」
一森キティ「0.01ミリの希望」
雲英「拭えない寂寞」
入山夜鷸「パン屋のうた」
秋山青生「磁器婚式」
まったりねずみ「素敵な素数」
下崎日菜乃「親友との旅行」
露野うた「ラブレター」
池戸則子「ハンディある私」
淵田「マドロミ」
石川ぼうず「むさぼり続けた終わりに」
桑田 窓「遙かフラッグ」
ノブセノブヨ「よく育ったお水たち」
氷魚若菜「午前三時に君を待つ」

●エッセイ

秋亜綺羅「民主政治の不思議」

●投稿詩佳作集Ⅲ

百城みこ「かつて、僕は。」
福富ぶぶ「宝石を砕く」
物部木絹子「月夜の道化師」
あおぞらかえる「れんげ畑」
道森祐輔「二十二才の別れ」
宇里宙実「豆を蒔く」
なかむらかほ「誰もいない部屋」
浬「あなたで構成されている」
モモとリンゴ「言葉にできない」
前宮砂蔵「それぞれの春」
若山 聡「直樹」
美咲るえ「ライア」
草野みつこ「継受」
近澤由茉「きらめく瞳」
てづかみさこ「はじめての給料」
麦原アリノス「ぼくらの扉」
タマハル「左目」
髙田良一「パパのパパのクロニクル」
白萩アキラ「ラブソングかもしれない」
花垣那美「ネモフィラ畑」
紗智「resize」
野ばら「蒼くて 透けていて」
キクー「零になっても」
中川原すべり「銅メダル」
清水 伶「歩くということ」
英田はるか

「ネコのみいの、だから言ったじゃないの!」
細田小雨「失われた時の海」
宮園伊雪「人魚」
柏村ねお「心の鍵」

​●秋亜綺羅写真館

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一般財団法人

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