月刊ココア共和国 (電子本&紙の本) について☆12月号☆ (2025.12.01)
- akihashishokobo
- 3 日前
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更新日:2 日前

あきは詩書工房では、2020年4月1日に月刊詩誌「ココア共和国」を創刊号として、フィックス版と紙の本で刊行しました。ゲストや編集同人による詩、エッセイなどを中心に、詩の理論と方法論を追究しています。また全国から詩の投稿を募集し、素敵な投稿作品をたくさん掲載していきます。
「ココア共和国」への投稿詩は同時に、2025年12月31日に締め切られる「第6回いがらしみきお賞」「第6回秋吉久美子賞」へ応募されたものとみなされます。20歳未満の方はそれらに加え「第11回YS賞」の3つの賞に応募したことになります。
紙の本は770円(税込)。ココア・ショップまたはAmazonで販売しています。
4月号は3賞受賞特集号となり990円(税込)。
目次
●今月の1行
ツチヤタカユキ
●宮城県芸術選奨受賞あいさつ
秋亜綺羅 「ロシアの人々は芸術が大好きです」
●長篇詩
柊 「はあ」
●12月号投稿詩人の皆さんへ
秋吉久美子
いがらしみきお
●傑作集Ⅰ
羽毛畑 「真紅の変」
むきむきあかちゃん 「おかえりなさいわれらが星へ」
ももかわゆう 「ちこく」
遙望旅人 「旅の途中」
藤沢 恵 「チョコおたべ」
ツチヤタカユキ 「一滴の醤油から始まる世界」
菊池静緒 「椅子田日記抄八」
三刀月ユキ 「こっこちゃん」
腹巻さしみ 「誘拐主義」
まだらめ三保 「っぽいの時代」
楸 眞弥 「あくま」
織田・A・リアン 「21.25世紀」
チナ・スズキ 「ヒル」
中村ミロ 「小人と少年」
渋谷縷々子 「放棄された祈り」
青ぺん 「鍋」
●4コマ詩
いがらしみきお 「ひかっているほしには」
トウソクジン 「ギョームに捧ぐオマージュ」
まほろばしじみ 「もし」
おきみしらが 「うちゅうじんが」
●傑作集Ⅱ
才木イチロウ 「拒絶」
ピオのとうちゃん 「門出」
ヨシダシヨ 「傘」
藍乃 「地平線の向こう側の話」
麦原アリノス 「てのひらの中の羽」
norik@_K 「繊維の中の憲法」
吉岡幸一 「母、首を吊る」
まったりねずみ 「いつの日かまた」
じょう 「死なないでほしい」
西尾省吾 「トウシューズ」
神浦恵里香 「離を分かつ」
pocket12 「わたしはロクデナシ」
わさびしょうゆ 「或日」
聖良蝋月 「歩く」
佐倉 潮 「惑星通信」
きむさん 「寒がりうさぎのサクタさん」
●リレーエッセイ
前田雪彦 「秋という希少性」
●4コマ詩
再生 「シュレディンガー差別」
瀧 音吉 「詩翁爆誕」
虹乃ノラン 「果てる」
南側エリア 「北側エリア」
佐々木貴子 「おともだち」
●傑作集Ⅲ
能美政通 「夕日」
雲野くじら 「強かさという」
矢代レイ 「栂池自然園」
帆立 「あんぱん」
木崎善夫 「釣り人と埋め立てチスト」
繭中舞百合 「家」
小高功太 「ぎゃふん」
ユキノカケラ 「忘れな草」
百舌鳥高明 「現代人」
瀧 音吉 「帰ってきたコメットさん」
オズのうろこ 「お化けが死んだら」
しおり 「いつかを望んでる」
倉橋駒子 「南国っぽい鳥」
笠原メイ 「避雷針」
一森キティ 「真冬の田んぼ」
中村えりこ 「美味しいのは誰?!」
●投稿詩からの想い
秋亜綺羅
▼以下は電子版のみに収録 ❤
●佳作集Ⅰ
わざざ 「23時59分」
川名海至 「鳥葬でお願いします」
岩倉義人 「『ま』」
夢幻 「流星群」
田村全子 「夜の海は思い出の代名詞になる」
滝本政博 「いつでも一緒」
池田玲亜 「夜空」
對馬知弥 「決めないでください」
琴森 戀 「満員御礼の劇場で」
英田はるか 「日英言語比較『私』論」
うみの奈波 「恋をおしえる猫」
トチチ 「激詰め」
椿堂義明 「奇数人と偶数人」
高平 九 「十月は燃えている」
オオサキヒロヒト 「知らない男と踊る」
加藤水玉 「王様の死」
千代原礼苑 「へっちゃらな秋」
七海独 「享年三十五歳、星月夜」
桃口 優 「憧れと眼差し」
むし 「生きているお空」
虹乃ノラン 「宛先のない手紙」
西岡 泉 「夕焼けが消えた日」
ルキア 「わたし舟」
佐藤真希子 「幸せ」
乃木ひかり 「filtration」
扇野正人 「設計図」
●書評
佐々木貴子 「梁川梨里 詩集『蝶番』を読む⑤」
●佳作集Ⅱ
創磨 「メモリアルストーン」
夜明ユリ 「風のおとしもの」
花野ひろ美 「私の目の前にいる人間」
緒北くない 「私の宇宙」
み 「待合室」
宮せつ湖 「楽室の5人」
こはく 「雨宿り」
ロボ春 「花の色がくれたもの」
結木うい 「サーカスの象」
足元いいよ 「踏切」
こういち 「月下の銀婚式」
近藤太一 「ソフトクリームと独白」
金森さかな 「ドーナツに生まれて」
たをやめ 「靴裏」
池戸則子 「なんとなく なんとなく」
夕空しづく 「微熱宇宙」
卯野彩音 「青い小箱」
みやざきえみ 「あああ」
川嶋まこと 「太陽光発言」
楽多遊生 「スキップ」
美咲るえ 「矛盾」
石川ぼうず 「文字が読めない詩人」
風見瑪瑙 「傘の記念日」
百野虎子 「たったひとつのフェザー」
上田薪ノ助 「ヤツもいる」
田幸樹枝 「こねこへの手紙」
横山信幸 「眠る出目金」
●エッセイ
秋亜綺羅 「『本当』ってなんだろう」
●佳作集Ⅲ
青星百恵 「コーヒーと花の夢」
天佳夕 「花火」
天 茉莉 「もう一度会いたい」
逃避行 「凪」
前田雪彦 「石に水を遣る」
空蝉 「レプリカント」
塚本このみ 「0」
街口ねず 「不惑」
たけしたゆみ 「不思議」
工藤哲椰 「人助けの限界」
箭田儀一 「ABCでいうところのZ」
あきふかむ 「警鐘」
髙橋奈々美 「死の理解」
自由一花 「ポスト消しゴム」
松井 「迷子人」
亜子 「最強伝説」
刻風来音 「ほんとのサンタはひとあし先に」
松本英隆 「永遠の犬」
あおなゆみ 「満ち足りた生涯」
あち 「夢に来て」
石井理俐彩 「妹の作る味噌汁」
オダタマコ 「夕焼けペンギン」
翠羽 「(セーフティ)ネット」
仁科希奈 「ここから下」
樫乃木馨芳 「銀杏」
三舟いと 「私の番号」
●秋亜綺羅写真館
●編集後記
佐々木貴子
●募集
第6回秋吉久美子賞
第6回いがらしみきお賞
第11回YS賞
詩の投稿募集規程
年間購読のお願い
<編集後記>
皆様、お元気でいらっしゃいますか。年の瀬も押し迫り……、と括るには早過ぎる気がしないでもないですが、そうはいってもココア共和国12月号の発行です。いやいや、あっという間に12月!? 11月は三連休が二度もあったのかと、この秋は、熊出没のニュースを気にしながら盛岡に住む高齢の父を救出するべく足繫く通い、新しい手袋を買うなら気持ちを上げるためにもピンクか赤か、と新幹線の中で悩みつつ、今年9月に突如として降りかかった著作権侵害と名誉棄損に関する問題解決のための諸手続きを進めるものの、心身に生じたダメージにより持病は悪化。とはいえ前号に述べたとおりココア共和国に掲載になった投稿者に原稿料を支払えるよう、大プロジェクトを企画立案中です。この一気読み推奨の数行(数カ月)は、どのように考えても「一寸先は闇」体験(上級者)コースにエントリーしているのであって、それはもう筆舌に尽くしがたい様々が起きてしまうコースなのでした……。10月中旬、東北大学病院前で転倒、救急搬送となった母の命には別状はないものの、頚髄損傷で緊急入院、そして手術という怒涛の日々。わたしが臥している場合ではなくなりました。四肢の運動機能障害で母は別人のよう。なかなか無いことですが、腎不全末期の父が一番、健全に見えるという不思議な事態です(?)。
12月号は令和5年に宮城県芸術選奨を受賞した秋亜綺羅の受賞あいさつで始まります。
3年前、宮城県庁で行われた受賞式に立ち会うことができた者として、わたしもココア共和国の読者の皆様に紙面をとおして読んでいただけること、とても嬉しく思っています。タイトルは「ロシアの人々は芸術が大好きです」。秋亜綺羅が受賞のあいさつで文学の言語、ひいては芸術のもたらす意味について述べたことはココア共和国史に深く刻まれることでしょう。
続いて第9回YS賞受賞の柊の長篇詩。タイトルは「はあ」。限りなく実験的な試みを展開した柊。自己模倣を超える勢いに好感が持てます。特にこの長篇詩は柊に朗読してもらいたいですね。
今号の4コマ詩にいがらしみきお、トウソクジン、佐々木貴子。4コマ詩の投稿はまほろばしじみ、おきみしらが、再生、瀧音吉、虹乃ノラン、南側エリア。12月号の4コマ詩は強者が勢揃いという印象ですね。4コマ詩の投稿用のテンプレートは詩と同じように、ココア共和国のホームページからダウンロードできます。詩の投稿と4コマ詩と毎月、両方、投稿可能なので、ぜひ、どうぞ。
リレーエッセイは前田雪彦。11月号に執筆した阿呆木種のご指名で、タイトルは「秋という希少性」。ココアの投稿者たちのリレー形式で、前号のエッセイ執筆者が次の執筆者とタイトルを決めるというのがルールです。前田雪彦が元・熊野ミツオだということは一般的に知られていることなのか、そうでないのか、定かではないですが、前田のエッセイや詩に漂うヌケ感も見逃せない、貴重な感性だと感じています。
12月号も秋吉久美子、いがらしみきおから投稿詩への短評と「いいね」、齋藤貢からも「絶賛」を選んでもらっています。傑作集には54篇(4コマ詩投稿を含む)、佳作集に79篇の詩が掲載になりました(電子版のみ所収)。とても多くの投稿をいただいています。ここまで瑞々しい作品ばかりが掲載になっている詩誌は珍しいのではないでしょうか。
今号の秋亜綺羅の「投稿詩からの想い」は冒頭、重要な詩論が分かりやすく展開されています。できるだけ多くの方に絶対、読んでいただきたい箇所です。もしココア共和国の読者の皆様方の中に「国語」の先生がいらっしゃるなら、言葉による再現=表象を疑う、よい機会になると思います。
毎月の投稿、期待しています。
(佐々木貴子)
<執筆者>
☆秋亜綺羅(あき・あきら)
詩人。1951年生。宮城県在住。
詩集に『透明海岸から鳥の島まで』(思潮社・2012)、『十二歳の少年は十七歳に
なった』(思潮社・2021)など。エッセイ集に『言葉で世界を裏返せ!』(土曜美術社出版販売・2017)。第22回丸山豊記念現代詩賞。
「ココア共和国」主宰。
☆佐々木貴子(ささき・たかこ)
詩人。1970年生。宮城県在住。
2012年やなせたかし責任編集「詩とファンタジー」詩部門大賞、第26回詩と思想新人賞、第7回びーぐるの新人。詩集『嘘の天ぷら』(土曜美術社出版販売・2018)にて第30回歴程新鋭賞。
「ココア共和国」編集。
☆秋吉久美子(あきよし・くみこ)
俳優、歌手、詩人。1954年生。
『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。詩集に『いない いない ばあ』『C・U next tuesday』など。
☆いがらしみきお
漫画家。1955年生。宮城県在住。
『ネ暗トピア』『ぼのぼの』『BUGがでる』
『3歳児くん』『かむろば村へ』『Ⅰ』など多数。
日本漫画家協会賞優秀賞、講談社漫画賞、小学館漫画賞など。
☆柊(ひいらぎ)
詩人。2004年生。宮城県在住。
第9回YS賞受賞。
☆トウソクジン
1997年生。埼玉県在住。
☆前田雪彦(まえだ・ゆきひこ)
1987年生。東京都在住。
詩集に『熊野ミツオベスト詩集 余生』(私家版・2023)。歌人集団「かばん」所属。


