top of page
ココア共和国

 

​月刊ココア共和国 (電子本&紙の本) について

☆​11月号☆ (2020.10.28)

月刊ココア共和国11月号

 あきは詩書工房では、2020年4月1日に月刊詩誌「ココア共和国」を創刊号として、フィックス版と紙の本で刊行しました。ゲストや編集同人による詩、エッセイなどを中心に、詩の理論と方法論を追究しています。

 また全国から詩の投稿を募集し、素敵な投稿作品をたくさん掲載していきます。

「ココア共和国」への投稿詩は同時に、2020年12月31日に締め切られ「第1回いがらしみきお賞」「第1回秋吉久美子賞」へ応募されたものとみなされます。20歳未満の方はそれらに加え「第6回YS賞」の3つの賞に応募したことになります。

 詩の投稿はこちらより。→

 「月刊ココア共和国」 電子本の発売は各ネット書店より。275円(税込)。

 紙の本はココア・ショップまたはAmazonで販売しています。770円(税込)。

​紙の本はこちらから

目次                     
●招待詩    
河津聖恵「絵師の木―伊藤若冲『梅花皓月図』」

●招待短歌    
鈴木そよか「退院前夜」

●招待エッセイ《詩論・試論・私論》    
梁川梨里「恋しい水を想像すること」
浦野恵多「置き去りにしてしまったもの」

●11月号投稿詩人のみなさんへ    
秋吉久美子    
いがらしみきお  

 

●投稿詩傑作集Ⅰ    
佐藤小雪「美しい兄」
幸原水菜「晴れた日に思うこと」
よしおかさくら「時間旅行」
中マキノ「変融」
岩崎淳志「サキちゃんの夕暮れ教室」
半田一緒「ドーナツの穴」
黒須奏帆「ゆくゆくは」
テル「僕は乳牛親衛隊モイン!」
林  やは「ワイヤレスイヤホンの詩」
真土もく「来世はイデア界がいい」
山口波子「心電図」

●4コマ詩    
いがらしみきお「朝湯」
クマガイコウキ「そら」
秋亜綺羅「見えない大根」
佐々木貴子「空蝉」

●投稿詩傑作集Ⅱ    
関まりこ「星の街」
西川真周「拳銃のある風景」
真水翅「拝啓、ほろびへ」
岩佐 聡「羊歯植物」
吉岡幸一「空の穴」
片野翠子「片思いの神話」
三船 杏「逆十字」
惟村来帆「すきま風」
西原真奈美「約束」
射越沙梨「破られたマスク」
水川 佳「こころはなまたまご」

●エッセイ    
佐々木貴子「伸るか反るか、詩人を探せ!」
秋亜綺羅「ポストコロナの新秩序?」
秋亜綺羅「言葉って伝達の道具じゃないよね」

●投稿詩傑作集Ⅲ    
竹之内稔「忘れんぼ」
ぐら「創世記 ヌカの福音」
ちわりい「優しい夜を飾る」
サトウアツコ「バケツの水」
鳴海幸子「【史上最長】――全裸パークに行ってみたwww(live ver.)」
能美政通「せいかつ」
のぐちみね「うみへび座」
羽田光伶「季節が移る、今年も夏が終わる」
浦野恵多「海と器」
月ノ音姫瑠「お姫様の魔法」

●詩    
佐々木貴子「穴」
秋亜綺羅「新型コロナウイルス」

編集前記>   

 創刊第8号となりました。

 詩の投稿数も号が増すたびに増えています。毎日ココア共和国のHPを通してやって来る投稿詩たちは、まずテキスト化されます。それはわたしの手元に届けられ、それをコピー機のスキャン機能でPDFデータにします。週に2度ほど、月に8~10回に分けて、選考委員(秋吉久美子、齋藤貢、いがらしみきお、クマガイコウキ)にメールで送ります。月末の午後11時59分59秒に締切られた投稿詩は、翌1日と2日で掲載したい作品を決定し、編集長・佐々木貴子がページ割りを提示します。その設計図に従って、制作の星川律子がインデザインを使って、テキストデータを流します。それを校正している間に、柏木美奈子が表紙の挿画を、佐々木編集長と詰めていきます。毎月8日までに選考委員から「いいね」「絶賛」「短評」が届きます。その後急いで最終的な全体像を決定します。完成したデータは、14日には電子書籍の発売会社へ。16日には印刷屋さんへ投げます。それでぎりぎり28日発売にこぎつけるわけです。結局わたしの仕事は投稿詩全部のコピー取りということになりますね。

 これを8回繰り返して、創刊第8号に至ったわけです。アマゾンのほかに仙台を中心に本屋さんにも置いてもらっていますが、追加注文が来るようになってきました。読者のみなさんのおかげです。

 さて、今月のゲストですが、詩壇の最前線を行く河津聖恵に詩をもらうことができました。河津とわたしは、幾年か前に月刊「詩と思想」で1年間投稿詩の欄を一緒に担当したことがあります。ちなみにそこで見出されたのが、ココア共和国編集長の佐々木貴子だったのです。河津は、いま伊藤若冲シリーズを書いていて、その一環の作品だそうです。視点を決めて取材をし、そこから深く追究するプロの詩人の手つきを感じてほしいと思います。

 連載の招待短歌は鈴木そよか。今月は入院した病室での心象でしょうか。読者の心が跳躍したくなるのは、鈴木そよかの才能なのでしょうか。

《詩論・試論・私論》は、言葉に関して思うことを自由に書いてもらうコーナーですが、今月は詩誌やネットで活躍する梁川梨里と、ココア代表・浦野恵多にお願いしました。梁川はココア共和国が季刊だった頃にも詩を書いてもらいました。リズムを崩すことなく深い場所へ連れて行ってくれる詩人です。

 浦野恵多は毎月詩が載っているので、知っている読者も多いでしょう。だけど、詩作品という形でなく、こうやって言葉にぶつかっていく気持ちを読むのもすがすがしいですよね。それにしても、毎月のこのエッセイのコーナーで、ココア共和国の若い投稿者たちが、しっかりと言語論、詩と向き合う姿勢を持っているのには驚いています。

 4コマ詩はいつものいがらしみきお、クマガイコウキ、秋亜綺羅、佐々木貴子。ルールは「絵を禁止します」というものです。みんなで新しい形の詩? に試行錯誤中ですが「楽しみにしています」という読者の声もあり、すこし頑張ってみるつもりです。

 秋吉久美子といがらしみきおからは、投稿詩への短い「激励」の文を。秋吉といがらしは、世界でもっとも忙しい人たちの一人だと思いますが、投稿詩の全部をていねいに読んでもらっています。詩壇を代表する齋藤貢からも心を込めて「絶賛」をもらっています。

 投稿詩への言及は佐々木貴子に任せているのですが、わたしからもひとつだけ。今月のイチオシは佐藤小雪の「美しい兄」です。9行めまでは不思議な兄妹だな、くらいに読み進めていくわけだけれど、10行めで「兄は私の脳内にいる」で、詩の状況は一変します。破綻に近い飛躍。詩の醍醐味ですよね。

 (秋亜綺羅)

以下は電子版のみに収録

●投稿詩佳作集Ⅰ 
八城裕貴「静かなる根源」
小高功太
「ゴキブリとカラスと私とおまけの蟻とダンゴムシ」
藍あやめa.k.a.白藍「転生植物図鑑 一頁目」
大脇康路「目玉焼きを眺めながら」
浅野慈子「スーパームーン」
三波 並「駆け上がる、ふたり」
羽牟雄飛「ひだり」
らみちか「ポジティヴポップサンデイ」
みうみせい「みなぞこ」
長野小夢「ゲーマーじゃないと生きられない」
佐藤陽平「bdcからBDC」
小沢かな太「時計の樹」
中原賢治「形見」
滝本政博「履歴書」
えんどう昭彦
「メーデー、メーデー、メーデー」
ゐしもりみづゑ「ねむの木」
吉原幸宏「扉」
東ノ緑夢「小さな家」
木村 文「試験のバイト」
明石裕里「脱いでから検証します」
喜島茂夫「胆嚢」
内田拓海「Noctuelles」
詩村あかね「質問」
三上点呼「双子の唄」
井上美帆「点灯」
瀧音吉「相似と相同」
妻咲邦香「空」
鈴木明日歌「忘れないように」
田中傲岸「手も合わせず」
伊丹 真「P.M」
桑田 窓「ノスタルジア」
中村明日香「帰り道の唄」
近藤太一「待ち合わせ」
田中里奈「転覆の年、松川にて」
イリオモテイリオ「潜水の電圧」
小蔀 県「沈淪」
Yuda.222「或る日の無題」
雪柳あうこ「夜のヒール」
些々暮「幸福」
みやおふゆみ「四両編成のまど」
田村きみたか「ある日 目が覚めたら」
七草すずめ「きみが住む月」

●エッセイ    
佐々木貴子「日記生活②」

●投稿詩佳作集Ⅱ    
才木イチロウ「生の授業」
tOiLeT「トビウオ!」
白神つや「沈黙」
おゆみ「君は何も ――僕の心――」
鈴木 糸「ギフト」
みにゃあゆな「はっぴーえんどはだれのもの?」
星堕位置「GO TO」
うざとなおこ「草の上でめまいはおこらない」
市橋のん「モンゴルブロッコリー 2」
雪下まほろ「低空」
藤田 聡「体内線」
nostalghia「移動動物園」
美南るひ「義理」
市井蒸発「ごめんなさい」
小川芙由「4時間目 国語」
増田陽穂「比類なき栄光」
竹井紫乙「アイロン」
ごとうつぐみ「また、手を伸ばす」
じじいじじい「愛犬の最期」
のざきやすみ「フレッシュ」
入谷「壊れた夏を繰返す」
堀 亮太「ビーフジャーキー」
故永しほる「夜妄」
はるのかまぼこ「愛を作ったんだけど」
朝野欠月「夜」
九葉はるか「腹の底」
檻いずみ「バシャバシャ」
猫矢隆之介「わたしのなかみ こころのなかみ」
渡辺八畳「ころり」
茉莉えま「あおいろ」
眞鍋せいら

「ある言語で書かれた世界さいごの詩」
璞「少女文學Ⅱ」
野々原蝶子「すべてひかりになるまで」
道下 宥「旅 重なる」
枝瀬 優「あい」
二宮彰浩「すくう」
青木桃子「朝の色」
ヱ昊稀「物語の名前は誰も知らない」
月森千花子「風が吹くから」
あち「関係」
京のふじ「質疑応答」
月兎桜香「心の弱さ」
あんこ華「アマノジャク」
中貝勇一「ターシャ」
菅 弥生「私はね」

●エッセイ    
秋亜綺羅「タイガーマスクちゃん、気をつけて」

●投稿詩佳作集Ⅲ    
八尋由紀「Room number 306」
三宅すずこ「お父さんとチーター」
柏井優佳「隙間」
和本果子「銀河タクシーの夜に」
シーレ布施「やさしいひとよ」
九条 輝「冬夜」
あのはしいつも「話しかけたでしょうか性欲」
Resu「ダンジョン」
kiki「労いは、鼎泰豊で。」
素潜り旬「ラブ ゴーゴー」
守谷 澪「しゃぼん玉」
竹田三州穂「憂い」
中川達矢「おごり」
中田野絵美「詩と私小説のあいだ」
そこはか「非・社交界」
高平 九「昨日見た夢の中に君がいなくて」
花崎光史「漁」
風 守「魚の目に涙」
南雲薙「嘘でも幻でもない独り言」
山本コッペ「みてみるの」
竹原深雪「赤い花」
深田 良「虹を追った蛙」
稲田充宏「嫌いなもの」
水上洋甫「夏の継続」
松田ミサ「その一歩手前」
丸山永司「ばーすでー」
遠藤健人「季語になる」
天地有仮「うぞうむぞううぞぞ」
川口恵象「お花見弁当」
amanaki「蝶の軌跡」
村上キヨムネ「一〇月一日、トライの日」
コンノダイチ「うづきつごもり」
あい「その子」
雫月那「月光と散りゆく花」
古林楓「ナゲットのうわさばなし」

●募集
第1回秋吉久美子賞
第1回いがらしみきお賞
第6回YS賞
詩の投稿募集規程
年間購読のお願い
    

 

編集後記

 

 月刊「ココア共和国」、ますます充実の詩誌に成長しています。秋の朝の静謐も、オー・ヘンリーの『最後の一葉』の衝撃も、「ココア共和国」の中に見出すことができます。伸びやかに綴られた詩たちを、さらにさらに、堪能していただきたいです。

 11月号掲載分として9月末締切の投稿、とても多くいただきました。月を重ねるごとに投稿数が増え続けています。初めて投稿される方、7、8回目の投稿の方、様々です。特に毎月投稿いただいている方々の名前、作品は記憶に残るものですね。会ったこともないし、もちろん年齢も違うのだけれど、懐かしい大切な友だちみたい。これからも、ずっと詩で繋がっていたいです。それなのに、全部の投稿作品を掲載できず、本当にごめんなさい。11月は傑作集に32篇、佳作集には122篇を掲載しました。合計154名の投稿作品を楽しんでいただけます。

 では少しですが、紙面の許す限り、特に注目した投稿作品をご紹介しましょう。幸原水菜「晴れた日に思うこと」の構成力に唸りました。2連目「未来という箱庭の重圧に//自由は自らの首を絞める」という哲学的思考、それを受けて疾走する3連目、またそこから4連目の静寂。素晴らしいです。よしおかさくら「時間旅行」、タイトルから秀逸。さらに日常と非日常との往復を、まさにこの作品中に起こしている。何度も読みました。最新であろうとして。中マキノ「変融」は、身体自体の親和性が水性であることを示唆する作品となっていて興味深く読みました。現象学的な視点を背景としているのでしょうか。岩崎淳志「サキちゃんの夕暮れ教室」の、一見、脈絡のないような展開と、言葉の立ち上がりがよくて、真実を感じました。現実を照射する手法が巧みですね。半田一緒「ドーナツの穴」の、行きつ戻りつする各連が面白い。内容としては「言葉ってドーナツだったのね」を記号論的に捉え返したいところ。テル「僕は乳牛親衛隊モイン!」の衝撃度、言葉の速度、本質度に降参です。あれですよ、モイン度が違うモー! 林やは「ワイヤレスイヤホンの詩」は、自ずと寄り添いたくなる読点が特徴的。音韻の速度を落としつつ、透明度を高めてしまえば、「しゅんかん」は、やはり瞬間ではなくなるのでしょう。不思議な親しさが漂っています。関まりこ「星の街」に描かれる「たくさんの私」という自己の多重化、匿名性や喪失感等は、個人的に特に興味ある主題です。3連目以降が2連を引き立て、気がつくと1連から再読させる作品。岩佐聡「羊歯植物」に自然発生している一種の土着性のような、妙なリアル感がたまりません。1行目から秀逸。水川佳「こころはなまたまご」の5行目以降がたまらない! 平仮名と漢字の適宜な使用はもちろん、「ゆでたまごからは/ひよこはもう生まれない」という事実を、詩で語るのか、ハイティーン詩人は。静かな破壊力がある作品です。ぐら「創世記 ヌカの福音」、とても面白いですね。誰でも意外なところに「創世記」を持っているものなのかもしれません。サトウアツコ「バケツの水」の1行目から惹きつけられ、さらに「うみおとせなかったものが/バケツの水の中にはある」に目が止まりました。たとえば、詩を書くとき、筆洗バケツは必要なのでしょうか。バケツの中に詩があるのでしょうか。羽田光伶「季節が移る、今年も夏が終わる」は、極めて鮮明な映像が見える作品ですね。そう、わたしたちも一回しか生きないセミなのです。月ノ音姫瑠「お姫様の魔法」、とても素敵です。「小さい頃はお姫様の魔法が長く使えない、大人になると長く使える」という設定が魅力。わたしも昔、ゴスロリの魔法を多用しました。小高功太「ゴキブリとカラスと私とおまけの蟻とダンゴムシ」、思わず感動でした。タイトルも秀逸。黒に黒を重ねた嬉々黒々? とした世界を、悠々と描く。「地球は黒かった」が効いている。三波並「駆け上がる、ふたり」は、とても実験的で興味深いです。「ぐりこ、ちよこれいと、ぱいなつぷる」という、階段上の出来事を言葉遊び的に物語化し、詩で表現する試み。関係性を立体化しつつ、上下左右も含む距離感として展開できる面白さを含んでいると感じました。長野小夢「ゲーマーじゃないと生きられない」の鮮度の高さ、見事ですね。軽妙に「〇〇じゃないと生きられない」「〇〇じゃないと死んでるね」と、実際のところアイデンティティに深く食い込んでいるですが、ずっと言葉を軽くしていられる。佐藤陽平「bdcからBDC」も実験的なと思いました。アルファベッドの「大文字/小文字」に着目し、左右対称な在り方をリアル社会に重ねる視点が素晴らしいと感じました。括弧書きの部分をどのように扱うかという課題もありますが、最終連、繰り返された「なるたかった」の方が十分すぎる切実さが滲み出ていて、しばらく考えてしまいました。また、射越沙梨「破られたマスク」、ちわりい「優しい夜を飾る」、鳴海幸子「【史上最長】――全裸パークに行ってみたwww(live ver.)」、のぐちみね「うみへび座」、浦野恵多「海と器」、羽牟雄飛「ひだり」、みうみせい「みなぞこ」、滝本政博「履歴書」、木村文「試験のバイト」、内田拓海「Noctuelles」、妻咲邦香「空」、伊丹真「P.M」、それぞれ、とても印象深く、味わいました。

 11月号もここには書ききれないほど、素敵な作品がたくさんありました。読者のみなさん、「ココア共和国」の中に、ぜひ、お気に入りの作品を探してください。どうしても書けない一行が、これまで見たことがなかった世界が、ここにあります。詩を読むこと自体が楽しく、詩がわたしたちの傍にあるということが、とても素敵であると、思わず声高に伝えたくなるかもしれません。月刊「ココア共和国」は、そういう詩誌です。

 毎月の投稿、期待しています。 

(佐々木貴子)

執筆者

☆秋亜綺羅 (あき・あきら)
詩人。1951年生。宮城県在住。
詩集に『透明海岸から鳥の島まで』(思潮社・2012)、『ひよこの空想力飛行ゲーム』(思潮社・2014)など。

エッセイ集に『言葉で世界を裏返せ! 』(土曜美術社出版販売・2017)。丸山豊記念現代詩賞。

☆秋吉久美子 (あきよし・くみこ)
俳優、歌手、詩人。1954年生。
『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。
アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。
詩集に『いない いない ばあ』など。

☆いがらしみきお
漫画家。1955年生。宮城県在住。
『ネ暗トピア』『ぼのぼの』『BUGがでる』『3歳児くん』『かむろば村へ』『I』など多数。
日本漫画家協会賞優秀賞、講談社漫画賞、小学館漫画賞など。

 

☆浦野恵多 (うらの・けいた)

2001年生。埼玉県在住。高校生。

「詩と思想」入選。

 

☆河津聖恵 (かわづ・きよえ)
詩人、評論家。1961年生。京都府在住。

詩集に『夏の終わり』(ふらんす堂・1998)、『アリア、この夜の裸体のために』(ふらんす堂・2002)ほか多数。

詩論集に『「毒虫」詩論序説―声と声なき声のはざまに』(ふらんす堂・2020)など。
歴程新鋭賞、H 氏賞、藤村記念歴程賞。


☆クマガイコウキ
映像作家・劇作家。1961年生。宮城県在住。
映画『ぼのぼの/クモモの木のこと』監督・脚本。
児童劇団AZ9 ジュニアアクターズ座付作家。
長編紙芝居『蛇蝎姫と慚愧丸』脚本、演劇『タルタロスの足湯』脚本など多数。

☆佐々木貴子 (ささき・たかこ)
詩人。1970年生。宮城県在住。
2012年「詩とファンタジー」大賞。第26回詩と思想詩人賞。第7回びーぐるの新人。
詩集『嘘の天ぷら』(土曜日術者出版販売・2018)にて第30回歴程新鋭賞。「ココア共和国」編集。


☆鈴木そよか (すずき・そよか)
歌人。2001年生。宮城県在住。大学1年。
第16回宮城県高等学校文芸作品コンクール短歌部門最優秀賞。
第11回角川全国短歌大賞特選 佐々木幸綱選。

☆梁川梨里 (やながわ・りり)
詩人。1967 年生。群馬県在住。
詩集に『月を剥く』(私家版・2014)、『ひつじの箱』(七月堂・2017)。

bottom of page